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【韓国ドラマ】「ザ・キング:永遠の君主」にみる過剰な間接広告

「ザ・キング:永遠の君主」。

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NETFLIXで絶賛配信中のこの作品は次元の門を閉めようとする理系の大韓帝国のイ・ゴンと誰かの人生、人、愛を守ろうとする文系の女性刑事チョン・テウルが両世界を行き来しながら生まれる別次元のファンタジーとマンスを描いた作品。

 

このドラマは配信前から、「トッケビ」を描いた脚本家チョン・ジヒョンが手がけた作品、そしてイ・ミンホの除隊後の復帰作として注目されていました。

 

しかしいざ放送が始まると期待作にも関わらず、視聴率は第2話の11.6

%を最後に減少傾向、第12話では8.1%となっており、視聴率が全体的に低迷しています。

 

人気脚本家、そしてイ・ミンホやキム・ゴウンなどの豪華俳優の共演、そしてパワレルワールドの中で繰り広げられる壮大なラブストーリーなどの人気要素がありながら、この視聴率低迷。

 

その要因として一番にあがっているのが、過剰な間接広告の挿入です。

 

韓国人のレビューでは、「間接広告が多すぎて、物語の邪魔をしている」「広告のせいでストーリーがわからない」「ここまで広告を入れて、製作陣は恥ずかしくないのか」、そして「このドラマはホームショッピングなんですか」などの声まで上がっています。

 

実際私もこのドラマを楽しくみている1人なのですが、確かにこのドラマではいたるところに間接広告が挿入されており、ちょっとやりすぎた感じに笑ってしまうような広告が多く散りばめられています。

 

そこで今回は「ザ・キング:永遠の君主」でみることができる間接広告についてみていきたいと思います。

 

 

作中に登場する商品たち

 

1話に登場する間接広告

ではどのような商品が間接広告として作中に登場しているのかみてみましょう。

 

THE ALLEY

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チョン・テウルの家の近くにあり、 ミョン・ナリが働いているお店として主に登場するTHE ALLEYというタピオカ店。

 

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たびたび登場するこのお店はキム・テウルや他の登場人物が集まる場所として多く登場し、その中で、商品であるドリンクたちがドアップで映し出されたり、新商品の説明まで行う場面があります。

 

韓国チキンチェーン店「BBQ」

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キム・テウルの行きつけのチキン店として各話に1回は登場する韓国の有名チキンチェーン店であるBBQ。

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イ・ゴンが大韓帝国にはないヤンニョムチキンを食べて感動するシーンもあり、主に登場人物の食事シーンに使われています。

 そしてただいまこのBBQチキンのイメージモデルをイ・ミンホがつとめていたりします。

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ジョージアのクラフトコーヒー

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警察署での定番の飲み物化している日本でも馴染みのあるジョージアのクラフトコーヒー。

至るところで飲むシーンを発見できます。

 

韓国のパン屋「サンミダン」

「サンミダン」という1945年創業という韓国の老舗のパン屋さん。

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作中では皇室御用達のパン屋として登場し、イ・ゴンが大韓民国の世界でも同じ味のパン屋があると行きつけになっているパン屋であり、主に"雑穀食パン"と”ロールケーキ”が登場する。

 

セリトーンのLEDマスク

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主にク総理が自宅でいる時に使用しているシーンで登場し、第9話では皇室のために特別に作られたアイテムであると紹介しながらイ・ゴンが使っているシーンも登場しました。

 

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セリトーンという韓国のビューディーヘルスブランドのLEDマスクという物で、このブランドのメージモデルをキャストであるイ・ミンホがつとめています。

 

KAHIの化粧品

マルチバームや化粧品をキム・ゴウンが使っているシーンが登場します。

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韓国の化粧品ブランド「KAHI」のもので、このブランドもキャストのキム・ゴウンがイメージモデルをつとめています。

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JONGGAのレトルトキムチ

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今までに何度か登場している食品会社JONGGAのレトルトキムチ。

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食事シーンや張り込み中の簡単な食事シーンに登場しています。

正官庄の高麗人参エキス

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キム・テウルが勤務中に愛用している正官庄の高麗人参エキス。

机上に常備され、テウルやウンソプが飲んでいるシーンが何度か登場しました。

 

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主にこのドラマに何度も登場している商品はこれらになりますが、この他にも細かくみたら違った商品も商品していると思います。

 

しかし、これだけの商品が作中に出てきているなんですごいですよね。

いかにこのドラマに間接広告が登場しているのかというのがわかったと思います。

 

実際、このドラマには相当なスケールの作品であり、膨大な制作費がかかるというのがわかっているのでこのような様々な商品の間接広告をいれなければいけないのは仕方なのないことだと思います。

 

しかし、視聴者の多くは、作中においての間接広告の映され方に問題があると指摘しています。

物語に自然に取り入れればいいものの、それにしてはやりすぎではないかという過剰な間接広告がされているということなのです。

 

1話の中に登場する間接広告

 

どれだけやりすぎなのかということについて、一つの話にどんな広告が入っているのかみてみましょう。

 

最新話12話からみてみたいと思います。 

 

開始から5分、タピオカ店THE ALLEY にて新作メニューの紹介をする場面。「タピオカとプリンが入った飲み物だ」と説明するセリフ。そしてお会計の場面で値段まで分かるようなシーン。

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18分。チョヨンにシンジェがジョージアのコーヒーを渡す場面。その後2人の会話に登場し、ロゴがわかるようなシーン。

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34分。韓国チキン店BBQにてチキンを食べるシーン。

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42分。JESTIMAというブランドのネックレス。

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45分。差し入れとして韓国のパン屋「サンミダン」のロールケーキが皇室御用達のパン屋のものとして登場。

「なんだ、すごく上品な味がする」とセリフ。

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以上、第12話では全部で5つの間接広告が映されていました。

 

どれも自然に登場させているとは思えないほどの広告です。

1つ1つの商品のロゴだけを写すシーンがあったりしてわざとらしさを感じるし、ロールケーキのシーンではCMの決まり文句のようなセリフが作中でされています。

 

特に気になったのは最初に登場するTHE ALLEYのお店でのシーンです。

 

新作商品のポスターがドアップで映され、その後その商品についての説明。そして値段までも作中で、セリフとして登場しています。

 

これは1つのCMかな?と思わせるようなやりすぎた広告ではないかなと思いました。完全にストーリーに関係のないシーンに違和感を覚えてしまいます。

 

まだ、コミカルなドラマにあるのならまだしも、このドラマは現在第12話までで、物語がどんどんシリアスな方向に向かっている中で、このような広告を入れてしまうと、余計に広告のシーンが浮き出てしまい違和感のある展開に感じてしまうと思います。

 

これこそが過剰広告です。

興ざめするような、思わず笑ってしまうような過剰な間接 広告がされているというのがわかります。

 

このようなシーンが12話のみならず多くのところでみることができるのです。

 

「ザ・キング」でみることができる過剰すぎる間接広告

 

THE ALLEYのような明らかな過剰広告は、このドラマの他のシーンでもみることができます。

 

特に話題になったのが8話。

 

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イ・ゴンが大韓民国にいる時、たまたま飲んだコーヒーに驚きを隠せず、

「皇室のコーヒーと同じ味がして、深みがあってキレもある」

と一言。

「これを庶民が飲むことができるのか?」

とテウルに尋ねます。

 

このシーンはかなり話題になりましたね。

1つのコマーシャルのようでした。

 

そして中盤、車の張り込みをしているキム・テウルがマルチバームをリップ、チークとして使っているシーンが映し出され、それをみていた後輩チャンミがテウルに尋ねます。

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「顔に塗ってもいいんですか?」

それにテウルが答えます。

「最近の若者はマルチバームも知らないのね」

「これは万能よ。あげるわ」

 

正直これはやりすぎというか違和感しかありませんでした。張り込み中に化粧するシーン、そしてその会話は絶対にいらないだろうとツッコんでしまいました。

 

そして後半

THE ALLEYにてイ・ゴンが注文する場面では新商品の広告がドアップで映し出され、その商品「クレームブデュレブラウンシュガータピオカ」を注文します。

 

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そして商品を待つ間、キム・テウルとイ・ゴンが会話している最中にナリが出来上がった商品を渡しながら一言。

「最初の1口は混ぜずに甘さを楽しんで」

 

これいるかな??いやいらないだろう??

しかも、テウルとイ・ゴンの重要な会話シーンの最中なのに。

これには苦笑でした笑

 

8話ではこの過剰すぎるこれら3つの広告含め6つの商品の間接広告が登場しました。

 

この8話で、呆れた視聴者が過剰すぎる広告に批判を行うようになり、次の9話では最低視聴率6.3%を記録してしまいます。

 

こうなってしまうのも私も納得ですね。

CMのように宣伝セリフを含んだ間接広告のシーンがここまで登場してしまうと、ただでさえ、2つの世界を行き来したり、複雑なストーリーなのに、途中でCMのようなシーンが入り込むことによって、よくわからなくなるし、集中力もキレてしまうし、物語の邪魔にしかならないと思います。そしてなにより、少し呆れてしまいます。

 

制作費がかかっているという背景があり、広告が入るのは仕方ないことだと思います。

しかしこれはやりすぎです。

物語の邪魔をしないように、自然に物語に登場させることはできないのでしょうか?

せめて、物語に関係ない宣伝セリフはやめていただきたいなと思います。

 

せっかく物語が面白くなってきて、良いところがたくさんある素敵なドラマなのに、間接広告のせいで台無しになってしまうんじゃないかと心配です。

 

まとめ

今回は、今話題になっている「ザ・キング:永遠の君主」の過剰な間接広告についてまとめてみました。

 

この記事を読んで、ザ・キングをみている人も、みてない人もこのドラマのこれからに関わってくる過剰な間接広告による深刻性がわかっていただけたとおもいます。

 

イ・ミンホの復帰作をこんなことで汚さないで。

これが私の願いです。

もうどうしようもないのかもしれませんが…。。。