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【韓国ドラマ】「ピノキオ」感想・レビュー

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イ・ジョンソクとパク・シネという人気俳優共演のピュアラブ・ストーリー。

そして報道という過酷な世界へと飛び込んだインターン記者たちの挫折と成長を描いたこの作品。

 

2014年SBS演技大賞5冠を受賞した2014年最高の作品「ピノキオ」。感想・レビューです。

概要とあらすじ

  • タイトル:「ピノキオ」
  • 脚本・演出:ペク・へリョン、チョ・スウォン
  • キャスト:イ・ジョンソク、パク・シネ、キム・ヨングァン、イ・ユビ
  • 放送局:SBS
  • 放送期間:2014å¹´11月12日~2015å¹´1月15日
  • 全20話

あらすじ 

 

"嘘をつこうとするとピノキオの鼻は体を曲げることができないくらい長くなった。どちらかに体を曲げようとすると、ベッドや窓にぶつかって、反対の方向に曲げると壁やドアにぶつかる。。頭を曲げれば、鼻が目を突くみたいだ。"(童話「ピノキオ」より)

 

 このドラマは興味深い過程から物語は始まる。もし、世界にピノキオのように嘘をつけばすぐに分かるような存在がいたら?そしてもし自分がそのような人になったら?

 

 2千人に1人は突然眠気に陥る病気の患者、125万人のうち1人は痛み、暑さ、寒さ、空腹を感じない患者がいる。このドラマでは嘘を突くとしゃっくりがでるピノキオ症候群の患者が存在するのだ。これら43人中1人の割合で、ピノキオのように嘘をつくとするわかってしまうため、嘘を大変なので我慢して生きて生きなければならない。

 

 この世を生きるためにどうしても必要な嘘…そんな嘘をつくことができない記者がもしいたとしたら?嘘をつけないピノキオ症候群が事実を報道することは良いのか?悪いのか?この仮定を通して私たちが見るニュースは果たして事実のみで作られているものなのか…私たちが真実だと信じることが果たして本当に真実なのか…そしてそれが果たして美しい事実なのか…この質問について答えを見つけたい。

 

嘘で長くなったピノキオの鼻は妖精の目を突くくらい危険である。記者の嘘も大衆の目を盲目にしてしまう危険がある。

 

社会で記者として第一歩を踏み出す青春…それらはピノキオのようにまだ未熟である。しかし、彼らは真実の最前線で時には勝利して時には敗北して、言葉の重さと価値を悟っていくだろう。そしてピノキオが真の人間に変貌していくように、彼らも記者として成長していくだろう。<韓国公式サイトより>

 

 

歪曲報道により父に汚名を着せられ、家族を失った少年ハミョン。ある島に流れ着いた彼は老人ゴンピルに拾われ、彼の息子ダルポとして生きる道を選む。一方、離婚した父とともに祖父ゴンピルの元にやってきた少女イナは、そこで同じ年の伯父ダルポに出会い、一緒に暮らすことになる。13年後、密かにイナを思い続けるダルポは、放送記者を夢見るも嘘をつけないピノキオ症候群という理由で試験に落ち続けるイナのため、一緒に放送記者を目指すことを決意する。紆余曲折の末、ダルポとイナはそれぞれライバル局の記者になるが、イナの母チャオクこそ、彼の家族を崩壊させた記者だった。さらにダルポは生き別れになっていた実兄と再会し…。<日本BSサイトより抜粋>))((((ここに脚注を書きます

主な登場人物

  • チェ・ダルポ/キ・ハミョン(イ・ジョンソク):幼い頃、火災事故と歪曲報道によって家族と生き別れる。

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  • チェ・イナ(パク・シネ):記者を夢見ている。

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  • ソ・ボムジョ(キム・ヨングァン):財閥の御曹司。チェ・イナを追って記者になることになる。

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  • ユン・ユレ(イ・ユビ):チェ・ダルポの同僚。

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観た感想

 嘘をつくとしゃっくりが出てしまうピノキオ症候群、そんな病気をもった記者を目指す少女。

そして情報操作によって、家族を失ってしまったチェ・ダルポ。

そんな彼らが記者として、真実を追求し、この社会の闇を追求していきます。

 

まず1話から衝撃を与えられました。 

チェ・ダルポの情報操作と家族の死を目の当たりにして、深い悲しみと怒りを感じ、物語に引き込まれてしましいました。

そして情報操作が、マスメディアの報道がここまで人の人生を左右されてしまうのだと”嘘”の恐ろしさを実感しました。

 

そしてその後、そんな社会で、嘘をつけない記者、嘘の怖さを知る記者がそれぞれ、”嘘”によって救われる報道もあったりするということを学びながら、記者として真実をどのように伝えるべきか葛藤する姿が描かれていて、とても現実的であったり、ストーリーがしっかりしていて、視聴者に色々考えさせられるものを与えていました。

 

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私はこのドラマをみて記者という職業に興味をもったし、また、”嘘”が身近にあるマスメディアと密接している今の社会でうまく付き合って、真実を見極めていきていかなければ恐ろしいことになるなと思いました。

 

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このドラマはそんなメッセージ性ある社会派のドラマになっていると思います。

なので韓国ドラマのなかでも、重い重いストーリー展開た多かったように感じます。

 

しかしこのドラマはそのほかにも様々な要素が詰まっていました。

ダルポとイナの恋愛模様。イナの母とダルポの確執により、2人は苦しめられながら、お互いの幸せを探していきます。

その姿は、とても切なくかったです。

 

そしてダルポとイナと家族の絆。本当の家族ではないと知ってもダルポを大切に想うイナの家族に感動させられました。

 

なのでこのドラマは重い社会派のドラマの中に恋愛や家族愛などを含ませることで、バランスがよくとれてるなと感心しました。

 

さすが「君の声が聞こえる」を生み出した脚本家の作品、ストーリーが細かく、セリフに重みがある巧みなドラマでありました。 

 

そしてまた「君の声が聞こえる」に出演したダルポ役のイ・ジョンソク。かっこよすぎました!

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田舎臭かったダルポがどんどんかっこよくなっていく姿に惚れました!

また家族を失った悲劇の役をうまく演じていて、泣いている姿がとても自然すぎて、感情移入してしましました。

 

私はこのドラマでイ・ジョンソクのファンになったということでこのドラマはそんな意味でも思い入れのある作品です笑

このドラマの見所

チェ・イナとダルポの恋愛模様

このドラマではチェ・イナとダルポを中心に物語が展開します。

幼い頃からイナを想い続けていたダルポ。しかし彼はイナの伯父として生きています。

そして、イナのために自分の家族を失わせる原因にもなった記者になります。

 

2人は仕事のライバルとして記者の仕事を全うしますが、そんななかでもダルポはイナを想い続け、彼女を守ります。

そんなダルポに惹かれていくイナ。

 

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しかし2人には大きな壁が待ち受けていました。

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そんな中、2人がどのように乗り越えていくか、どのような結末を迎えるのか最後までわからずドキドキの展開でした。

 

好きで想いあっているのにお互いに対して心に引っかかるものがあって、前に進めない、そんな2人の姿が、常に切なくて、悲しくて、単純に付き合えないもどかしさ、そこに翻弄されてしまう、そんな2人の恋愛模様がこのドラマの1つの見所となっています。

家族愛

このドラマでは様々な家族愛が描かれています。

ダルポと実兄の愛。血の繋がらない祖父との愛。

イナと父親、そして母親との愛。

 

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家族との関係ってとっても身近であるがゆえに単純にいかないことが多いものです。

 

家族として想っていても素直になれなかったり、本当の気持ちを言えなかったりする、それが理由でこじれてしまう、そんな家族の姿がこのドラマではリアルに描かれていました。

 

とくにダルポと血の繋がらないイナの祖父との関係はとても感動ものです。

血は繋がっていなくても、大好きで離れたくなくて嘘をつき続けてきたおじいちゃん。

 

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嘘の報道によって家族を失ったダルポが相手を想った優しい嘘に実は守られていました。

 

嘘をテーマにしたこの作品で、ダルポとおじいちゃんの関係は、この世界には嘘の恐ろしさとともに、相手を想う嘘もあるということを教えてくれます。

 

”嘘”についての問題提起

このドラマでは嘘をつけないピノキオ症候群という病気を

このドラマでは大きな問題提起がされています。

”ピノキオ症候群という嘘をつけない病気をもった少女”と”歪曲報道により家族を失った少年”2人が記者になる。

 

ピノキオ症候群と記者を結びつけることで、斬新な問題提起がさせたれているのがこのドラマの面白いところです。

 

そんな嘘に敏感な2人が記者となり、真実を報道するために奮闘する中で、”嘘”のなかには、ついてもいい嘘、相手を想った嘘に溢れているということを知っていきます。

真実を報道することで、被害が出てしまう、そんな時でも記者は、真実を報道すべきなのか?それとも嘘をつくべきなのか?

 

このドラマではそんな究極の質問に迫るドラマになっています。

 

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このドラマを通して、私たちはマスメディアの恐ろしさというものを学ぶことができます。”嘘”が人1人の人生を変えるほどの大きな影響力をもつことをしり、そしてそれを実感した私たちは、自分の言葉に責任をもっと持たなくてはならないと、決意することでしょう。

 

まとめ

このドラマは”歪曲報道と嘘”という重いテーマを提起しつつ、恋愛や家族愛を含ませた、色々と学ぶことのできるドラマだと思いました。

 

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ただの重いドラマにならない、韓国ドラマの良さがつまっている作品です。

ぜひ見てみてください。

 

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