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【韓国ドラマ】「梨泰院クラス」実際のセリフと日本語字幕の微妙な違い

前回、「梨泰院クラス」のパクセロイの名セリフについてまとめた記事をあげました。

 

その際、私は韓国語の元のセリフを直訳した形で紹介させていただいたのですが、実際の日本語字幕とかなり言い方が違うなと感じるところが多々ありました。

 

日本語字幕となるともとのセリフをそのまま直訳したものを使うのは難しく、できるだけ見やすく、理解しやすく、簡潔にセリフを変えなければいけません。

 

なので違うのは当然のことなのですが、韓国語を少し勉強した私からみると、やはり元のセリフとちょっと違うんじゃないかな、感じ方が変わるんじゃないかなと思うところがあって、ちょっと惜しいなと思うところが多く見つかったのです。

 

そこで今回は、直訳を知ったらもっと言葉の意味や真意が伝わるんじゃないかなと私が思ったいくつかのセリフを韓国語のセリフと日本語字幕で比べていきたいと思います。

 

この記事をみたら、きっと「梨泰院クラス」の名言の真意をより理解することができると思います。

 

  •  第1話 セロイが退学になった日、居酒屋での父とセロイの会話

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日本語字幕

 父:酒の味はどうだ?

セロイ:甘いです。

父:今日一日が衝撃的な一日だったということだ。

  

直訳

父:酒の味はどうだ?
セロイ:甘いです。
父:今日一日が印象的な一日だったということだ。

 

印象的と衝撃的ではかなり意味が違うのではないでしょうか???

 

自分の信念を貫いて学校を退学になったセロイが飲んだお酒が甘いと感じるのは、そのことが衝撃的だったということではなく、信念を貫いたというその日に対して、ちょっとした快感、爽快感を感じた、そんな一日が印象に残っているという意味で、セロイのお父さんは印象的な一日だったと話しているのだと思います。

  

  • 第3話 セロイとスングァンが刑務所で喧嘩をしている場面

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日本語字幕

勉強 肉体労働 船乗り、そこから始めるのさ。何だってやる。価値は自分で決める。俺の人生はこれからだ。必ず成功してやる。 

直訳

勉強?肉体労働?船乗り?そうやって始めればいい。
必要なことは全てやってやる。俺の価値をお前が決めるな。
俺の人生はこれからが始まりだし俺は!!望むものは全て成し遂げながら生きてやる。

 

どちらも言いたいことは同じのようですが、日本語字幕の方がシンプルにまとめている印象があります。

確かに、セリフの意図を汲んで要約されているのですが、直訳の方がセロイの意思の強さが感じられるセリフになっているのがわかります。 

  • 第3話 営業停止になり警察署を出たセロイを引き止めたイソに対して

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日本語字幕

今一回、最後に一回、もう一回。 一瞬は楽になる。だけど繰り返すうち、人は変わる。 

直訳

今一回、あと一回、最後の一回、またまた一回。
その瞬間は楽になるだろう。だけどな、その1回で人は変わるんだよ。

 

これは少し難しかったのですが、この2つのセリフを比べるとちょっと違った意味になるなと思います。

日本語字幕では”繰り返すうちに人は変わってしまう”という意味になりますが、直訳の方だと”そのたった一回だけで人は変わってしまう”という意味にとれると思います。セロイが父から教わった信念を1度も曲げずに生きてきた中で、妥協するのかというところでのこのセリフを考えたらやはり後者の直訳がふさわしいと思います。一度信念を曲げたら、自分は変わってしまうということをセロイは言いたかったのでしょう。

 

  • 第12話 マヒョニが料理番組にてトランスジェンダーの記事が出た時、落ち込むマヒョニに対してセロイが慰める場面



日本語字幕

逃げてもいい。いや悪くもないのに逃げるのは変だ。好奇の目に耐えてまですることではない。お前はお前だから他人を納得させなくていい。

直訳

逃げてもいいんだよ。違うよな、逃げるんじゃないよな悪いことしてないもんな。そうだろ?好奇の視線に耐えてまでするような重要なことじゃない。お前がお前であることに、他人を説得させる必要なんてない。

 

こちらも日本語字幕はシンプルにまとめられていましたが、ここは落ち込むマヒョンに対して、セロイが励ましていて、真っ当な言葉を投げかけています。

”悪くもないのに逃げるなんておかしい ”ということを強調して話していますが、直訳の方が、その気持ちが伝わりやすいですね。

また最後の”お前がお前…”のセリフが重要になっていると思いますが、2つの言い方では感じ方が違いますよね。

 

まとめ

今回は「梨泰院クラス」のセリフを日本語字幕と直訳で比較してみました。

 

この記事をみて、日本語字幕と実際のセリフとでは、言い方だったり、単語だったりが全然違ったりすることがあるということが伝わってくれたらいいなと思います。