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【韓国ドラマ】「マイ・ディア・シスター〜私のおじさん〜」感想・レビュー

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IU、そして「パラサイト」で話題になったイ・ソンギュン主演の話題作「私のおじさん」。

 

2019年、百想芸術大賞の作品賞にも輝いた感動のヒーリングストーリーの感想・レビューです。

概要とあらすじ

 

タイトル:「マイ・ディア・シスター~私のおじさん~」

脚本:パク・へヨン

演出:キム・ウォンソク(「ミセン」「シグナル」)

キャスト:イ・ソンギュン、イ・ジウン、コ・ドゥシム、ソン・セビョク、パク・ホサン、イ・ジア

放送局:tvN

放送期間:2018年3月21日〜5月17日

全16話

 

企画意図

ドラマの中の主人公の男性は全て能力者だ。

医師、弁護士、起業家のような憧れの職業に就いていたり、記憶力、推理力のような優れた知的能力を持っていたり、最初から現実世界ではなくある外の世界から来た人だったり、どうみてもみんな能力者だ。

ところが!
私の周りに実際のそんな能力者がいるだろうか。いたとしてもそんな能力者のおかげで感動したことがあっただろうか。

人に感動したい。大げさではないけれど、人間の根源に深く触れている人々。

あるおじさんがいる。
飛び抜けたキャリアも憧れるくらいの能力もない。
ただ道理に沿っていきているだけだ。

しかし彼の中には9歳の少年のような純粋さがあり、惰性に染まらない鋭さもある。
人間の本能的な温かさと正直さがある。
私たちが忘れていた”人間としての魅力”を見せてくれるおじさん。
彼を見て、澄んだ水で目と耳を洗ったような感じに感じられる。

路上にありふれるどこにでもいるようなおじさん達。
みっともなく情けなくみえていた彼らは、愛らしくて死んでしまうようだ。
涙が出るほどくすくす笑いながら見ながら、最後にはわんわん泣くだろう。

 

あらすじ

建設会社で働くドンフン(イ・ソンギュン)に、ある日、差出人不明の5000万ウォンの商品券が届く。直前に母から、無職の長男のために、家を売って食堂をやらせたいと相談されたドンフンは、それを受け取ってしまう。翌日、ドンフンは匿名の告発を受けた監査部から調査を受けることに。しかし、商品券は彼の机からこつ然と消えており、ドンフンは答えに窮する。すると、突如商品券がビルのゴミ置き場から見つかる。ドンフンは「5000万の商品券を捨てた男」として社内で英雄扱いされることに。商品券を捨てたのは契約社員のイ・ジアン(IU/アイユー)だと知ったドンフンは、自分が捨てたことにしてほしいと彼女に頼む。すると、ジアンから交換条件として1ヶ月間食事をおごってほしいと言われてしまう。実は、ジアンは、ドンフンの妻ユニ(イ・ジア)と不倫関係にある社長ト・ジュニョン(キム・ヨンミン)からお金をもらうため、ドンフンを陥れようとしていた。そうとは知らないドンフンは、ジアンに関わるうちに彼女が多額の借金を抱えていることや、孤独な人生を歩んできたことを知り、少しずつジアンを助けるようになる。そんなドンフンの優しさに触れるたびに、ジアンの心は少しずつ揺らぎはじめ・・・。<日本公式サイトから抜粋>

 

主な登場人物

  •  パク・ドンフン(イ・ソンギュン):建設会社で働く建築構造技術士。道理通りの人生を生きる安全主義者。

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  • イ・ジアン(IU):ドンフンの働く会社の派遣社員。辛い過去を持ち、冷たい境遇に耐えながら生きている。

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  • イ・グァンイル(チャン・ギヨン):ジアンを苦しめる貸し金融。なぜか知らないがジアンに深い憎しみを抱いている。

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  • カン・ユニ(イ・ジア):ドンフンの妻で弁護士。夫の務める会社の社長で大学時代の同期であるジュニョンと不倫をしている。

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  • ト・ジュニョン(キム・ヨンミン):ドンフンが勤める建築会社の社長であり大学時代の後輩。再信任を前に票集めに必死。ドンフンの妻と不倫中。

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観た感想

 

人生の中で記憶に残る素敵なドラマでした。

 

このドラマに出てくる人たちは映画やドラマでよく見るような、憧れの職業に就いているわけでも秀でた才能があるわけでもない、ただただ、私たちの周りにいるような人たち。

 

そのため一人一人のキャラクターに親近感があって、ドラマの世界に入りやすく、リアルに感じられました。

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IU演じる生まれてから何も罪がないのに、辛い境遇を生きながら耐えて生きているイ・ジアンという22歳の女性と、大企業に勤め、所帯も持ち、優しく信頼も厚く、順調な人生を歩んでいるようにみえて、なぜか満たされず、影で苦しんでいる孤独なおじさんパク・ドンフンの似通った2人の出会いによって小さいけど偉大な奇跡が起こっていきます。

 

2人の人生に奇跡を起こしていくのは全ては優しさからくるもの。

 

2人の周りには人情に溢れた人たちがたくさんいて、そんな人間本来の優しさによって、些細な幸せを感じならそれぞれの道に進んでいきます。

 

2人の境遇や人生は総じてとても重いというか、辛くて苦しくなるような事ばかりで、全体的に物語は暗いものです。

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殺人、借金取り、不倫、後継者争いなどなど、どれも韓国ドラマらしくドロドロとして暗いものばかり。

 

しかしそんな2人の人生をみていくと、暗い中にもふとあったかくなるような、周りの優しさだったり、人間本来の温かさが垣間みえて、生きるってこういうことなんだなと思わせてくれるような、結局は人間の優しさだったり、温かさが人生を救うんだろうなと思わせてくれるドラマでした。

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最後には心があったかくなって、人間としていきている自分が素敵だなと思えたり、周りの人を大切にしようと思える、人生について考えさせる素敵なドラマだったと思います。

このドラマの見所

身近でありふれたキャラクターたち 

 

企画意図にも書かれている通り、このドラマには一人として特別な人間や能力者は登場しません。

 

皆、普通の人々。

ただの会社員。借金に終われる若い女性。挫折を味わって細々と生きる人。夢を諦めた人。トラウマを抱えた女優。未練があり前に進めない女性。

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そこらへんにいる人々。一人として何も悩みがなく成功するような人たちはいません。

 

いや、普通に考えてこれが現実ですよね?

ドラマや映画の世界のような成功者なんてこの世界に一握りしかいません。

 

しかしこのドラマではそんな身近にいるような人々たちの人生の絶望、葛藤、うまくいかない現実をリアルに描き、その中でもそれぞれが周りの優しさに支えられながら、些細な幸せを探していくストーリーになっています。

 

そのため、観ている視聴者は親近感をもってこのドラマの世界に浸る事ができるし、日常的、リアルにこのドラマの世界を感じる事ができます。

 

人間の本能的な”優しさ”

人間って誰しも本能的な優しさというものが備わっていると思います。

 

育てたものではない、誰もが生まれ持つ心の中にある”優しさ”という感情。

このドラマはありふれた人々の人情に触れることができる作品です。

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そんな大それた、称賛されるようなことをしているわけではありません。

ちょっとした気遣いであったり、優しさがある人にとってはとてもありがたいことであったりします。

 

このドラマではそんな些細な優しさが人々の人生を豊かにしていくようです。

 

このドラマに登場するドンフンを含めたおじさんたちは特に人情に厚く、温かい人々ばかりです。

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誰もが特別ではなく、どちらかというとみっともないようなお酒ばかり飲んでいるようなそこらへんの居酒屋に普通にいるおじさんばかりですが、そんな人たちこそ、人々の辛さを理解して気にかけてくれるそんな優しさが溢れています。

 

この作品を通して人間本来の”優しさ”に触れる事で、人間って捨てたもんじゃないな、自分もこうして周りに優しく生きていきたいなと思わせてくれます。

人生を導くメッセージ性

このドラマはまさに人生を導いてくれるような素敵なドラマでした。

 

ありふれた人々の些細な優しさこそが人生を救ってくれるということを教えてくれます。

 

このドラマに登場するかわいそうな女の子イ・ジアンは、まさに、人々のちょっとした些細な優しさに触れながら、救われて、どんどん変わっていき、成長していきます。

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人を変えてくれるのは、救ってくれるのはやはり人しかいません。

 

人は人によって支えられているとよく言いますがまさにその通りです。

 

人間本来の人情というものが、人々に幸せを与え、生きる頼りになります。

 

このドラマに登場するおじさん達などの登場人物を通して、生きるということは何も大成功してこそというものではなく、些細な幸せに浸りながら、毎日を一生懸命生きてこそ素敵なんだと教えられました。

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このドラマは人間の救いになるようなメッセージと言葉が詰め込まれており、人々に一度は見て欲しいドラマであると思います。

 

まとめ

今回は「私のおじさん」について感想・レビューをまとめてみました。

 

私はIUが出てるということで、見始めたのですが、これは私の人生の教本となるような人生ドラマになり、何がきっかけでも観てよかったなと思える作品でした。

 

人生に疲れている人に特に観て欲しい作品です。

 

何がきっかけでもいいので多くの人々に観て欲しい作品でした。